2014年06月17日

データ救出

春はXPのサポート終了に伴い中古パソコンを購入されるお客様も多く

バタバタしていたぴっとインですが、最近はだいぶ落ち着いてきました。

しかし、修理のご依頼やデータの救出などはやはりお問い合わせがあります。



今回のご依頼はデスクトップパソコンのデータ救出。

お仕事にお使いのパソコンが急に立ち上がらなくなったとの事で

更にそのデータが非常に重要で、何がなんでも消えては困る!ということでした。

まずはハードディスクを取り外してチェック!



これは大変。。。face08

ジージーという音がします

ハードディスクが物理的に壊れてしまい、データが読めないという状態です。

ハードディスクのデータが読めない場合大きく分けて2つのパターンがありますが


ひとつは論理破損。

これはハードディスク自体は壊れていないのにソフトウェア的にデータが読めなくなっている場合。


この場合は壊れたソフトウェアの管理部分などの修復でデータを救出します。

データ救出の確立はかなり高い場合が多く、費用もお安く済みます。


もうひとつの場合が物理破損。

これはハードディスクが本当に壊れた状態です。


異音がする、ディスクの回転音がしないなどなど、かなり事態は深刻になります。


ハードディスクという部品は一部のものを除きほとんどのパソコンに使われています。

しかし、ハードディスクが超精密部品であるというのを知らない方がほとんどでしょう。

起動している時にハードディスクに衝撃がかかるとわりと簡単に壊れるモノなのです。

今回のご依頼された方はどうしても中のデータが必要ということなので

更に修理をすることになるんですが

元々ハードディスクは修理するように作られていません。

その為、物理的に壊れたハードディスクからデータを救出するのは技術も費用も必要になります。

しかし、仕事に関わる文書などは消えてしまうと取り返しがつきませんよね

そんな場合は、費用を度外視してもデータを救出する必要があることでしょう

仕事でなくても、お子さんの子供時代からの写真を保存した外付けハードディスクが壊れるという

ケースもあるかもしれませんね



もし、ハードディスクが壊れてしまっても

なくなっては困る大事なデータが入ってる場合は諦めずに、ぜひ一度ぴっとインまでご相談ください。



で、今回ご依頼のハードディスクのデータ、救出できたのかというと。。。

ほぼ完全に復旧することが出来ました