2015年01月30日

iMacの内臓ハードディスク交換

今回の修理はiMac2011年モデルのハードディスクの交換修理です。

OSが起動しないということでご来店で

原因はハードディスクの故障でした。

Appleのパソコンは、どれもなかなか分解が大変ですが

今回も苦労する所がありました。

まずは、ハードディスクを取り出すために分解が必要です。

液晶パネルの前にあるアクリル板はこのように吸盤を使って引っ張ることで開けることが出来ます。

(Windowsマシンの場合は使わないアイテムです)





アクリルパネルと液晶を外すと、こんな感じでハードディスクが見えてきます。



取り外したハードディスクはコチラ↓



アップル純正の印であるアップルマークが付いていますね。

さて、

このiMacにはハードディスクの温度を測るための温度センサーが付いているんですが

問題は、これがきちんと動作するようにしないと

内臓のファンが異常な温度と判断して、最大の回転数で回り続けてしまうということ。

(うるさくてたまりません;)

ネットでは色々な方法が書かれていますが、ただ交換すればいいというわけではなく

事前にしっかりと情報を調べた上でないと、ファンが回転する音が大きくてビックリしてしまいます。

今回は、温度センサーがハードディスクから温度を計測する時に

純正と同様に測定できるタイプのハードディスクを使って対応しました。

しかし、どんなハードディスクを使っているかは開けてみないと分かりませんので、そこが大変な所です。

なんとかその部分はクリアして、OSをインストールして

起動。。。



いつもドキドキする場面です。

そして。。。



おおっ、ちゃんと動くようになりました。

ホッ=3

私はMac大好きなので、Macの修理も気合を入れて頑張っております。

パソコンの修理は実績と経験と涙の数で決まります。。。(^_^;)

診断はいつでも無料ですので、どんなメーカーであれ、パソコンでお困りの方は

ぜひ一度ぴっとインのご相談ください。(^_^)






※iMacの内蔵ハードディスクは、
内部で温度による管理を行っており、内蔵ファンの回転を制御しています。
この温度管理の方法は、ハードディスクにセンサーを固定するタイプや、
直接ハードディスクのジャンパーコネクタに接続するタイプ、
ハードディスクのファームウェアに書き込まれている場合と複数の方法があります。
この為当店販売の物に限らず、ハードディスクの交換を行った事により、
iMacの温度管理に影響を及ぼし、iMacに内蔵の冷却ファンが
常にフル回転になってしまう現象が発生する場合がございます。

ぴっとイン大和