IBM RapportとWindowsアップデートで起動不良

ぴっと

2018年04月24日 16:06

今回は、IBM RapportWindows7のアップデートの組み合わせで
パソコンが起動不良または、再起動を繰り返してしまうというトラブルについてです。

今月の13日あたりからWindows7IBM Rapportをインストールしているパソコンのトラブル続出状態です。

最初は「Windows7にしては珍しいなぁ」くらいに考えていましたが、
1日に3台ずつ連続して修理依頼となるとただ事ではありません。
これは大変だという事で大急ぎで解析と修理をしてみます。

Windows7はWindows10と違い、システムの復元が割合しっかり機能します。
Windows10は、一度起動不良になると修復で直る場合が少なく、
ツール自体は色々あるのですが、どれも使い物にはなりません。

7はセーフモードで起動、又は修復ディスクなどで起動後システムの復元が出来れば結構な確率でWindowsの修復ができていたのに、10になって全くダメですね。

さて、システムの復元で起動に成功したパソコンの中を見てみると
表題の IBM Trusteer Rapportがインストールされていました。

このソフトは、インターネットバンキングを狙ったウィルス攻撃を検知して
駆除するというものなので、ネットバンキングをする方にはちゃんと動作すれば有難いものなんです。

三菱UFJ銀行などで推奨というか、半分強制的にインストールを奨励しているので三菱UFJ銀行のネットバンキングをしいてる方などは入っているかもしれませんね。

http://direct.bk.mufg.jp/secure/rapport.html

このソフト以前から色々問題があって、トラブルの原因に挙げられていました。

今回のトラブルは、このソフトのバージョンとWindows7のアップデートが重なることでかなりの確率で起動不良を起きている様です。

ネット検索をしてもあまり情報が出ていないため、困っている方も多いと思い情報をアップしました。

Rapport(ラポート)をインストールしてすぐに起動不良になればRapportのせいだと分かりやすいのですが、Rapportが入っている状態であるWindowsアップデートが行われるとこの状態になってしまう様なので、お客様はびっくりされたことでしょう。

一応ご心配の方のために、Rapport(ラポート)の削除方法はこちら

https://www.trusteer.com/ja/support/uninstalling-rapport



今まではWindows7パソコンでこの様なトラブルで短期間にご相談が集中するということありませんでした。
ネットバンキングは危険を伴うため、こういうソフトも必要だとは思います。
ただその為にパソコンが使えないのでは大変困りものです。

今回のRapport(ラポート)とWindows7のアップデート組合せトラブルは大抵の場合修復可能ですので

ネットバンキングをしていてパソコンが突然起動しなくなった方や
ネットバンキングをしたいけれど不安が多いという方はや
是非一度ぴっとインにご相談下さい。


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